格ゲー初心者向けの「立ち回りとは何ぞや」の話
お疲れ様です。
身近に格ゲー初心者が増えてきて楽しいのでアドバイス的な記事を書こうと思った次第。
役に立ってもいいし立たなくてもいい。
そんなテンションで書いていきましょう。
前提
スト６想定です。いわゆるフレームゲーには概ね当てはまるんではないかと。
プラチナ以下向けを想定して書いています。
色々小賢しいことを書いていますが、「でもこれに書いてるのと逆のことして勝ってるじゃんねえ」と思ったらそれが正解です。
最終的に勝ってるのがえらい。
あと実践してみて楽しくないと思ったら無視していいです。
格ゲーは基本的に自由。
格ゲーって何したら勝てるの？
本質的な話題からきました。
上級者もみんなそれ考えてます。
格ゲーのルールを確認しましょう。
勝ち条件：相手の体力を０にする
負け条件：自分の体力が０になる
おまけ：タイムアップの時に相手より体力が多く残っている
ものすごくざっくり言うと、
・ダメージをもらわない
・ダメージを取る
・状況を良くする
この３つが出来れば相手に勝つわけです。
それが出来れば苦労しねえよ！という話。
もうちょっと細かく書いていきましょう。
ダメージをもらわない
格ゲーには「絶対にダメージを貰うポイント」があります。
１つは「自分が隙を晒している時」です。
例えば、相手に足払い（しゃがみ強Kなどダウンの取れる通常技）をガードされた時、スト６では殆どの状況で足払いを確定で当てることが出来ます。
この状況を「反撃確定」、この確定している反撃を「確定反撃」とか呼んだりします。
これを減らしていくようにすると相手からもらうダメージも減ってくるはず。
「じゃあどういう行動が反撃確定になるの？」というそこのアナタ、トレーニングモードを使ってみましょう。
相手のガード設定を「全てガードする」にして、フレームメーターをON。
そして適当な技をガードさせると、メーターの上下に「硬直差」が青の数字か、赤でマイナスの数字が表示されます。
このメーター上の数字が青なら「自分が数字のフレームだけ先に動ける」、赤なら「相手が数字のフレームだけ先に動ける」というのが分かるわけです。
この時に「相手の隙の間に発生する技」を当てると確定の反撃が取れる、というわけです。
この辺、超大事なので、相手の隙が大きい技と、自分のコンボ始動になる技の数字は覚えておいた方がお得感あります。
つまり反撃をもらわないようにするには、「隙の大きな技はガードされるかもしれない時には振りすぎないようにする」ということです。
もちろん、当たった時のリターン（ダメージや状況など）が良ければ狙う価値もあります。
その辺は難しいので、とりあえず「自キャラのどの技をガードされると強攻撃や中攻撃が確定してしまうか」あたりから調べてみるといいんじゃないでしょうか。
ダメージを取る
今度は逆です。
まず反撃はしっかり取りましょう。
相手の技も調べる必要があるのでちょっと大変ですね。
ただ、「取れる状況でダメージを取る」と考えると、他の方法があります。
それが、「コンボダメージを増やす」ことです。
今度は知識よりもテクニックの部分になります。
基本的なコンボはFighting Groundメニューに「コンボトライアル」というモードがあるので、そこで教えてもらいましょう。
結構実践的なコンボを教えてもらえます。
それでも物足りない時にはグーグル先生やYoutubeくんに聞いてみたり、上手い人のコンボを真似してみましょう。
もう一つ、ストリートファイターで非常に大事なダメージ源があります。
それが「対空」です。
ジャンプ攻撃は地上強攻撃などに繋がって大ダメージをもらいやすく、ガードされても有利なので投げと打撃の２択を仕掛けることが出来るつよつよ行動ですが、反面飛んでから攻撃が当たるまでは無防備です。
そこに上に長い攻撃（しゃがみ強Pなど）や、対空無敵のついている攻撃（昇竜拳など）を当てると、「自分が大ダメージをもらうかもしれなかった状況で、逆に相手にダメージを与える」ことが出来てしまいます。
超お得。
距離や状況によって対空出来る技や、そもそも対空が間に合わない状況もあるので難しいですが、チャレンジしてみるといい感じな気がします。
状況を良くする
ここからは上級者向けです。
例えば、自分と相手が両方とも自由に動ける状態より、相手が動きにくい状態で自分が自由に動けた方が戦いやすいですよね。
そういう状況を作っていくのが「状況を良くする」ということです。
例えば、自分よりリーチの長い相手に対してはガードしながらちょっとずつ前に歩いて自分の攻撃が当たる位置まで詰めていく。
逆に自分の方がリーチが長ければ、相手の技を空振りさせられる位置まで下がる。
相手のゲージが少ない時に攻める、自分のゲージが少ない時には無理をしない。
色んな「状況」があります。
これは「この状況になった時いつもダメージをもらいやすいな・・・」とか気付いた時に、その状況にしない戦い方を考える、程度で一旦良いでしょう。
それくらい難しい話です。
色々書きましたが、一度に全部やるのはとても大変です。
脳がパンクしてしまいます。
なので、オススメは「一日一つだけ課題を決めて、その一つをクリア出来るように集中してプレイする」ことです。
他の課題を練習している間に、出来てたことが出来なくなったりすることもあります。
それでもまた練習していけば、そのうち出来るようになります。
みんなそうだよ多分。
というわけで、人生で一番好きなストリートファイターの名言を貼って今回はこの辺で。
