「格ゲーの大会を”軽率に”始める方法」の話
お疲れ様です。
先日書いた「HN被る問題」ですが、一旦名前の頭に「MKK」と入れてみました。
「南快研|もやし」から「MKK|もやし」にしてみた プロゲーマーみたいだ
— MKK|もやし@sgmusic (@sgm_mysh) 2018年4月14日
胡散臭さがマシマシ。
しかしケツの@sgmusicもあって、名前が増えてややこしくなっただけ感ありますね。
正直「MKK|」は字面が弱い気がしているので、そのうちやめます。
「じゃあなんでそんなサークル名にしたの」と言われると困るもやしです。
まあ、その辺大体ノリですし、流石に6年前に付けた名前の由来なんて覚えてない。
(もう6年か・・・)
プリコネをしていたら、ついさっきシオリ(cv小清水さん)が開花しました。
他ゲーで言う所の聖杯、限凸みたいなもん。
旧作から好きなキャラの一人だったので、嬉しいですね。
今の自分の大会、どうなの問題
先日、自分がやってるニトブラどようび大会について「敷居が高い」という話を受けまして。
具体的な改善案を頂いたものの、一部ちょっと自分では難しい部分があり、「そういう大会がやりたかったら、『自分で開いて』って話になりますねえ」みたいなことを言ったら「お前その言い方は無いんじゃねえの」という話になり。
同人やってると感覚麻痺してしまいますが、「新しく何かを始める」って結構ハードル高いんですよね。
もろちん自分も結構悩んで今の大会始めたのですが、そういうとこ忘れがち。
しかし、やっぱり格ゲーの大会って増えてほしいとは思いますし、そもそも自分の大会で対応できることにも限界があったり、方針が合わない人も出てきたりしまし。
じゃあ、大会の開き方みたいなのを共有して、もっとみんなが「俺の好きな形式の大会」を開いてくれたら嬉しいなあ、みたいな。
なんなら、自分がやってる大会と同じものをもっとプレイヤー寄りの(強い)人がやってくれたら、自分の大会も不要になっていいな、とか。
そんな感じで、今回は「格ゲー大会の開き方」について書きます。
今日中に終わるかねこれ。
動き出す前に悩みがちなポイント
①「需要あるのかな」「人が集まらなかったらどうしよう」
自分がやりたいんなら自分が需要だし、自分と似たような人間は参加してくれるはず。
よく考えろ、需要無かったらやりたくないのか?自分がやりたいんじゃないのか?
需要なんてどうせ分からないし、「一旦始めてみてから需要があるか確かめる」のでもいいんじゃないか?
と考えたら自分は踏み出せました。
結構言われてそうだなーと気にしているのが「俺はお前みたいに人集められねえよ!」「人脈ねえよ!」みたいな話ですが。
自分も大会始めるまで殆どのニトブラ勢に認知すらされてなかったと思ってるので、そこは強く主張したい。
ツイッターも一通フォローが殆どでしたし、フォロワー多く見えるのも同人周りです。なめんな。
②「自分よりもっと適任がいるんじゃないかな」
でもその人は現状やってないんじゃないんですかね?
じゃあ自分がやるしかないじゃん。(適任者と面識があるなら、その人を焚きつけるのもアリですが)
やるって決めてから必要なこと
基本的には5W1Hの発想から考えました。
①「どこでやるのか」
ゲームセンターや貸しスペースに相談できるなら、それがいいかも。
貸しスペースはゲーム機と画面さえ自分で用意できればあとはなんとかなりそう。
ゲーセンの場合は店員さんの理解が必要かも。
「運営進行は自分がやる」とか「野試合推奨する」とか「固定客が増える可能性」とか、なるべくお店の負荷を減らして、メリットを提示出来れば交渉にはなるのかも。
自分の場合は「お金をかけたくない」「お店の人に話しかけたことない(話す勇気がない)」「地方勢も参加出来るようにしたい」という条件もあって、オンラインでやることにしました。
②どうやってエントリーするのか
当日エントリーでもいいですし、事前エントリーでもいいですが、意思表明出来ることが必要ですね。
オフ対戦なら紙に表でも作って名前書いてもらえばよろしい。
オン対戦なら名前とゲームIDをもらえば事足りそう。
③どうやって進行するか
参加者側からすれば、トイレ中だったり急用で参加出来なくなったりがあるので、相互のやり取りってどうしても発生します。
運営側からしても、試合の順番を伝える必要がありますし。
オフラインならトナメ表なりリーグ表なりを紙に書いて、それに従って参加者に声かけすればよろし。
プレイヤーが見つからなかったら必殺「(試合を)飛ばします!」「居ないから負け!」とかすればいい。
オンラインだとその辺が厄介で、相互に、出来る限りリアルタイムでやり取り出来る必要があるわけで。
自分の場合は特に意味もなく作っていたニコニコのコミュニティを流用しました。
0から始めるならTwitchとか無料で配信出来たはずなので、そちらを使うのも手。
この辺、機材とかも必要になるので配信無理!という方にはツイッターで呼び出し等を行うのも一つの手。
(個人的な意見ですが、お互いTLガン見してないといけないのでめんどくさいかも)
最近のゲームだと「オンライントーナメント機能」みたいなのが付いてることもあるので、それを活用するのもいいかもですね。
④ルールを決めよう
この辺はゲームによって変わるので何とも言えないですが、「何試合先取なのか」「キャラは変更有りか」くらいは決めた方がいいかもです。
オンラインの場合は「こうやって呼び出しするから、ちゃんと見てね」とか必須ですね。
あとPS版とSteam版、箱版とか分かれてるなら、どれでやるのか、とか。
あとはされたくないことに釘を刺しておきましょう。
⑤大会名を決めよう
一番重要かつ最高に楽しい時間です。
ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦とか良いと思います。
やり方が決まったら
①告知をしよう
結構大事。人を集めたいなら特に。
告知は出来る限り簡潔にするのが大事です。
古いインターネッツの民の言葉で、「今北産業」という言葉がありまして、端折って説明すると「読むの面倒だから3行でまとめろ」ということです。
長文を読めない人は多いのです。
自分の場合はブログに詳細説明を置いて、簡潔な説明とブログへのリンクをツイッター、したらば、エクサム公式メルマガ(簡単に情報載せてくれる)に書き込んでいました。
今は面倒なのでブログ+ツイッターのみです。
エクサムメルマガ終わっちゃいましたしね・・・。人手は有限なのでしかたない。
②対戦表は早めに見せておこう
運営進行が楽になります。
自分は配信とツイッターに画像貼ってます。
必須なのは多分こんなもん。
以下、必須ではないけど自分がやったこと。
やらなくてもいいけど、やったこと
①ルールを固める
インターネットは有象無象が集まる場なので、ルールはちょっと固めに作りました。
「これくらいのルールは守ってくれないと、自分では対応出来ませんよ」という自衛の部分が大きいです。
代わりに、書いてあるルールにさえ従っていれば他で文句言われてもしょうがねえな、という気持ちでやってます。
具体的には「遅かったら試合飛ばす、遅すぎたら失格」と「配信で進行するから見とけよ」、「切断・同期ズレ時の対応」の3つ。
特に切断は意図的にやる人が来る可能性も考えて、最初は「状況見てこっちが勝ち負け付ける場合もあります」とか書いてた記憶があります。
結局そういう人もおらず、むしろPS3・PS4感のラグ(瞬断)がかなり出ることが分かったので、誤解を防ぐために記載を削除しました。
②エントリーを楽にする
まずは自分にとって楽にするために、「ブログに書きこんでね」形式にしました。
ツイッターだとリプライ流れかねないと思ったので。
エントリー期限を付けたのも、その辺gdgdになると面倒だったので。
現状、多少のガバは見逃してます。
参加者的に楽にするためには、エントリー書き込みのテンプレを作りました。
物欲杯みたく項目に対して書き込むフォームを作れたらよかったのですが、定期的に開催することを考えていたので、毎回フォームを作り直さなくてよいコメント書き込み式にしました。
③なるべく「盛り上がってる風」を装う
ツイッターで組み合わせ表を掲載したり、結果を掲載したり、実況を入れたり(これは趣味半分)、動画にしてニコニコにアップしたり。
「傍から見て盛り上がってるように見える」というのは、モチベや他のプレイヤーの呼び込みという面で非常に大事で、その辺は「恋姫の姫」と勝手に呼んでいる鹿児島恋姫勢の友人(?)を参考にしています。
ロゴ作ったり配信画面整えたりも結構後からやりましたが、この辺に含まれるのかも。
今の画面配置は「丸上げ動画にしてもコメントが見える」を前提にコメビュを置いて、出来た隙間に入れるためにロゴを作ったりツイッター垢名晒したり。
こういうの作るのは好きな人なので、大変でしたがやってよかったなー、とか。
④最悪、垢消しも覚悟
本当に最悪の場合ですが。
自分は「何もやらかさない」自信が無かったので、その時は全ての情報を消して逃げる予定もありました。(まだあります)
変にリアルに影響出るのが一番アカンと思ったので。
そんな感じ。
最低限をやりたいならそんなに大変じゃないよ。拘りたいなら頑張れるよ。
というのは何事にも共通するものですが。
やりたいことを通すのってそれなりにカロリーが要るのですが、それを他人に要求するよりは自分でやった方が早いと思います。
というわけで、「○○大会ほんまクソ!こういう大会にしろ!」と思ってるなら、要望を送るのも運営的には非常にありがたいですが、可能ならあなたもそういう大会を開いてほしい。
多分その欲求はあなたにしか満たせない。と思う。
自分は基本的にそういうことを他人に期待してないので。
箔とか格とか、そういうもんは後から付いてくるんじゃないでしょうか。
折角好きにやれる時代ですので、好きにやりあって欲しいですね。
個人的には「俺がもっと良い大会を開いてアイツの大会を潰してやる!」くらいの人が好きです。
あとは大会増えたら楽しいなー。
本日のBGM
TAX IN/POLYSICS
シングル「each life each end」より。
1フレーズ思い出して、「なんだっけこの曲」と漁っていたらこれだった。
1st~Neu辺りのギターがすごくギシギシと独特な音をしていて、ジャズマスターに憧れたりしてました。
しかしこの動画のMCとアドリブパートつまらんなあ。
ここから今のライブスタイルが出来上がったと考えると、継続ってすげーな、とか。
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