【ダウンロードシングル】『ワンダリング・ワンダランド』の頒布を開始しました
昨年の12月から頑張って制作していたシングルがついに完成しました。
動画にしていた「ミスター・アンドロイド」
自分で歌った新曲2曲「イカロス」「wander around」
計3曲でお送りします。
ジャケットは「ミスター・アンドロイド」の動画と同じく遠影さんです。
元々ぼんやりしたイメージは自分の中で持っていたのですが、かなり良い感じにブラッシュアップして頂きました。
こういうの逆に難しくて、「じゃあ自分で描けよ!」ともなりそうな所もあったかと思うのですが、付き合ってくれた遠影さんには感謝しかないです。
そもそもこのシングル自体、「アルバム全然制作が終わらない・・・」「制作終わってもCD刷る金がない・・・」と頭を抱えていた自分にツイッターで遠影さんから「デジタル頒布してみたら?」と勧められたのがきっかけです。
遠影さん本当にありがとうございます。
そこからシングル用のテーマがスッと決まったので、4月末に向けてモリモリ制作していたのですが・・・。
結局体調崩したりギターの収録に時間がかかったりで、GWも大幅に過ぎてしまいました。
とはいえリリースまで漕ぎつけたのは7,8年ぶりくらいになるので、今非常に気持ちがいいです。
テーマの話。
3,4曲入りで出すと最初に仮定して、テーマを考えたのですが、元々制作していたアルバムで「テーマからズレてる」というボツがあって。
それが「ミスター・アンドロイド」なのですが、かなり良い歌詞が書けた自信もあったのでこれを中心に作ろうということになり。
制作していたアルバムが「地に足が付いてるアルバム」というテーマなので、そこから漏れた「ちょっと現実感のない曲」というのを全体のテーマにすることになりました。
この時点でアルバムタイトルも決定。
それからその次のアルバムにでも使おうと思っていた「イカロス」という曲も、歌詞がファンタジーチックなので使おうということになり。
ボツ曲だけというのもつまらないので、そこから新規に構想を練った「wander around」を追加して3曲入りのシングル、という構成が出来上がりました。
「ミスター」以外の2曲はちょっとロック過ぎてボカロで歌わせるには難しいな、というのも動画で出しにくかったポイントで。
どうせパッケージの1コンテンツだし、2曲は自分で歌うことにしました。
「ミスター」「イカロス」は歌とざっくりした進行が固まっていたので、12月は「wander」の作編曲に力を入れていたのですが、これがめちゃめちゃ複雑な曲になってしまって、構成が大変。アレンジが大変。ギターの練習も大変。
挙句、歌詞も英語にしてしまったもんですから、歌詞を考えるのもちょっと大変。
元々メロコアの畑で育った人間なので英詞に抵抗は全くないのですが、ボカロUTAU投稿を始めてからは殆ど英詞書いてなかったので、使いたい表現に対して語彙力が全く追い付いていない状態でした。
それっぽい英単語が無いか調べて辞書引いて文脈を整えて・・・と歌詞の整形をしているだけで1か月くらいやっていた気がします。(もろちん並行してアレンジ等も進めていましたが)
そんなこんなで2月頭にはアウトラインが出来上がり、1か月で「ミスター」を仕上げて遠影さんに動画を作ってもらい、とここで仕事が忙しくなり制作中断。
4月に入ってから作業再開出来たものの、ギターが下手くそになっていたので録音のため再び練習。
そこから若干体調を崩し、なんとか5月末に録音を終えて、先週までミキシング、昨日までマスタリング、というギリギリスケジュールで稼働していました。
まあ、なんとか完成したからよかったです。
最初の納期から1か月くらい遅れてしまいましたが。
ミスター・アンドロイド
イカロス
HUSKING BEEが好きで作った曲です。
直接的にはカナリア、掌に花片、海の原辺りの要素を突っ込んでいます。
ハスキンっぽいベースとリード、歌の絡み方は昔からだいぶ影響を受けていて、その割にはこういう曲を出したことがなかったので作ってみた次第です。
ギターの音は新しく使っていなかったPODの歪みエフェクトを使って、wanderと同じアンプセッティングで作ったのですが、結構いい音になって嬉しい。
中音域のガッツがいい。
歌声はちょっと意識しましたが、そもそも自分の声質が結構特徴あるっぽいことに気付いたので、あまり寄せようとしすぎず。
自分の声や生声自体のミックスにまだ慣れていないのですが、結構いい聴こえ方には持ってこれたのかなと。
wander around
バンアパです。
「KIDS」っぽいの作りたい、と思って、丸パクリになるのが怖かったので色んな所からモチーフを持ってきています。
他がシンプルな曲ばかりだったので、捻りまくろうと思って色々やりました。
普段はイントロから曲を作ることが多いのですが、この曲は最後のサビの後から思いついて、逆算して膨らませるというクソめんどくさい作り方をしています。
サビに使うつもりだったのが、上手くいかなかっただけなんですが。
ギターもそうですが、この曲の歌がとにかく安定しなくて、何回も取り直ししてミキシングした後に、納得できなくて更に1日かけて再録音しました。
結果的に聴けるものにはなったのでいいのですが、非常に疲れる。
英詞ですが、ネイティブっぽい発音には全然ならないですね。
口の使い方が全然違うんでしょうけど、研究する時間までは取れなかったので今後やる気があれば詰めていきましょう。
そんな感じ。
1か月くらい休んだら、ひとつくらい動画作ってまたアルバム制作を再開しようかなと思っています。
その時はまた聴いてください。
とりあえず、つかれたー!
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